今回はリーダーシップについての書籍を読んだ感想です。翻訳者の島田さんから献本いただいた一冊です。

冒頭の「専門家はいない。私たちしかいないんだ。」という言葉から、エンジニアがリーダーとして振る舞う上で必要なことが詰まった書籍でした。

リーダーシップの3つのモード

印象的だったのがモードの概念です。

  • 自己組織化モード: それぞれの裁量に任せる
  • サバイバルモード: 障害発生時など緊急事態には明確に指揮する
  • 学習モード: チームの成長を促す

こうやって定式化されると、自分がこれまで無意識にやっていたことが整理されてわかりやすくなります。

コミットメント言語

チームを成長・集中・決断させるために使う「コミットメント言語」という概念も紹介されていました。お互いに曖昧さを持たせない成果につながるコミュニケーションの取り方で、これまでの自分の振る舞いでいろいろ見直すべき点があると感じました。

「おそらく技術的な問題ではない」

後半のコラムで特に印象的だったのが13章と24章。特に「開発者が幸せな状態であれば、質の高い仕事が得られる」という内容は、リーダーにとって示唆に富んでいました。

いまエンジニアでリーダーになる人が少ない理由は、やりたくないのではなく「どうやればいいかわからない」という人が多いからだと思っています。この本はそのような方の一歩を後押ししてくれる内容なので、ぜひ読んでみてください。